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中央臨床検査部
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 日生病院では臨床検査部門は中央化しており、病院内の各部門はもとより人間ドックや検診などのニーズにも応えられるように日々努力しております

 検体検査部門には以下の検査室があり其々の検査室が連携して業務にあたっています。

  1. 一般検査・血清・輸血・凝固線溶機能検査などを受け持つ生化学検査室。
  2. 血液・化学療法内科の開設で重要性の増した血液検査室。
  3. 病院内の感染対策の拠点として活躍している細菌検査室。
  4. 腫瘍の治療に欠かせない病理検査室。

 生体検査部門は平成18年4月より従来の循環器生理機能検査室、超音波検査室、脳波筋電図検査室を統合して超音波生理機能検査室として運用しています。

 また平成17年10月よりは臨床工学室を中央臨床検査部の一部門として開設しました。多様化する医療機器の点検・検査をはじめ機器の統一や計画的な医療機器の更新・拡充など院内各部署からの要請に応えています。

 スタッフは、部長として臨床検査管理医師である浅野彰彦。
 中央臨床検査部技師長は前任の関浅男から平成19年6月より水口洋一が引き継ぎ、総勢25名の臨床検査技師・臨床工学技師が業務に当たっています。

 質の高い検査結果を得るための精度管理にも力を注ぎ、日本医師会・大阪府医師会の臨床精度管理調査に30数年にわたって毎年参加しており、優秀な成績を収め続けています。

 検査オーダーに対する即応性を高めて迅速検査管理体制を敷き、時間外診療における緊急検査にも対応しています。日生病院の輸血業務の一元化にも関与して、輸血検査から輸血管理までを安全かつ迅速に行い輸血管理体制対応も確立いたしました。

 以上のように、患者様が日生病院での診療を安心して受けていただけるように病院各部門を支えるよう日夜努力しております。

部長:浅野彰彦

 病理部は組織診断、細胞診断、病理解剖の3つの業務をする部門です。
特に悪性腫瘍の確定診断には病理診断が不可欠で、この病理診断を行っているのが病理医であり,適切な診断及び治療を行うためには非常に大切な部門であります。当院は日本病理学会認定病院、日本臨床細胞学会認定病院を取得しています。病理学的診断を正確に行うために、臨床各科の検討会に参加や臨床医との密な情報交換を行い、臨床医が正確な診断と最適な治療法の選択ができるようにしています。また、CPCは年間約10回程度開催し、臨床医だけでなく、臨床研修医の教育・研修の質の向上にも取り組んでいます。病理学的診断精度を高めるために、日本臨床細胞学会及び日本臨床衛生検査技師会の外部精度管理に参加し、更に免疫組織学的手法を積極的に取り入れて診断し、診断結果や肉眼像や病理組織像の画像も含めてコンピューター管理し、既往歴などを随時検索可能です。また、奈良県立医科大学、大阪市立大学の病理学教室と交流し、病理学的診断を正確に行うように努めています。
 初期臨床研修医の病理部門の研修は月単位で選択が可能であり、病理診断に興味のある研修医、医学生は御連絡ください。

1)組織診断

1.生検組織診断:
病変部から採取された組織の標本を作製し、顕微鏡で観察して診断します。

2.手術材料の組織診断:
手術によって切除された臓器の組織標本を作製し、顕微鏡で観察して、「がん」などの病変の確定診断、その病変の進展程度や悪性程度を診断します。この病理診断が、その後の治療法の選択上非常に重要です。

3.術中迅速病理診断:
手術中に組織の一部を採取し、凍結標本を作製し、約20分程度で組織診断を行い、手術室に報告し、切除範囲など治療方針が決定されます。

2)細胞診断

喀痰、尿、体腔液(胸水、腹水、心嚢液、陰嚢液)、胆汁、髄液、関節液、洗浄液中に排出される細胞を採取した標本、子宮、気管支などの擦過細胞採取した標本及び腫瘍、リンパ節、甲状腺などの針穿刺細胞採取した標本を作成し、顕微鏡で観察し、悪性細胞などの存在や種々の病変の存在を細胞の形態やその背景により細胞診断をします。 この診断は重要で、その後の患者さんの病理診断や臨床的診断、治療に反映されます。

3)病理解剖

病理解剖は病理部門の重要な業務の一つであります。亡くなられた患者さんの正確な死因を明らかにし、更に死因となった病気に合併した種々の病変の死因への影響や関連性、進展度、治療効果の程度を知るためには病理解剖が必要であります。それらの知識を集積することによって今後の診療水準を高めることが可能となり、更に医学の進歩をさせる原動力ともなります。
従って、当院では原則として、治療中に亡くなられた患者さんの病理解剖をご遺族にお願いすることにしています。

[先生方へ]
当院における症例だけでなく、他施設の症例の病理組織診断、細胞診などに関して疑問点がある場合には、気楽にいつでも電話等で、病理診断科に連絡してくだされば、出来るだけ、迅速に対応します。

1) 組織診断:約3600件/年     2) 細胞診断:約10000件/年 
3) 術中迅速診断:約100件/年   4) 免疫組織検査:約300件/年
5) 組織化学検査:約100件/年   6) 電子顕微鏡検査:約5件/年
7) 病理解剖:約20件/年

1.常勤医師:1名、非常勤医師:1名
2.臨床検査技師:3名(うち細胞検査士3名)
3.検査助手:1名