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お知らせ

第3回日本生命病院地域連携看護セミナー Q&A

3回 日本生命病院地域連携看護セミナー(20193

「がん患者を支える家族への関わり」QA
たくさんのご参加ありがとうございました。アンケートで頂きましたご質問にお答えします。


Q
:終末期の患者を持つ家族への関わりを知りたい。
・死に近づいていく患者さんに対して、何もできないと感じるご家族は少なくありません。医療者はご家族に対して、ご家族ができること(手を握る、声を掛けるなど)を提案し行えるように支援することが必要です。・患者さんがご自宅で過ごされている場合、ご家族は身体症状のコントロールに対して不安に感じています。そのため、ご家族に対しても薬剤の使用方法の説明や生活の工夫、セルフケアコントロールの指導を行う必要があります。
Q
:ご家族への関わりを実際にどのようにしているのかを具体的に知りたかった。

・ご家族は問題があっても医療者に相談してよいと知らないことが多いため、看護師から声を掛けます。医療者から積極的にご家族ともコミュニケーションをとって、ご家族と医療者との関係性を築きます。そこでご家族に生じている問題を確認し、適したケアの提供や他職種への紹介などの橋渡しや相談窓口を示します。
・患者さんだけでなくご家族の事も医療者は気に掛けていることを伝えるようにしています。

乳がん看護認定看護師 水越 梓(20193