個人情報を含むＵＳＢメモリーの紛失について

　当院の医師（以下「当該医師」という。）が、当院の患者さま４６９名分の個人情報を含むＵＳＢメモリーを紛失しました。
当院においては、個人情報の取扱いに関する規則を定め、個人情報の適切な管理に努めてまいりましたが、このたび、個人情報が入ったＵＳＢメモリーを紛失する事態となり、患者さまをはじめ関係者の皆さま方に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
　現時点で、本件に係る個人情報が第三者に流出したという情報や不正に使用された事実は確認されておりません。しかしながら、患者さまの個人情報を保存したＵＳＢメモリーの所在が確認されないことは重大なことであり、責任の重さを痛感しております。
　当事案の詳細は以下のとおりです。

１　事実経過
　当該医師が、診療や臨床研究に活用するため、電子カルテを参考に資料を作成し、論文等の業務用資料と併せて、ＵＳＢメモリーに保存しておりました。
　２０２１年１０月１８日（月）、当該医師がＵＳＢメモリーを院内で使用後、院外において紛失したものと思われます。警察や交通機関への届出も行ってまいりましたが、現時点において発見に至っておりません。

２　個人情報の内容
・患者さまデータ４６９名分
（氏名、患者ＩＤ、性別、年齢、既往症、記号化された診療内容・検査結果等をまとめたもの：４５５ 名分）
（氏名の一部（アルファベット）、患者ＩＤ、性別、年齢、既往症、記号化された診療内容・検査結果等、患部写真をまとめたもの：１５名分）（１名重複あり）
　※住所、電話番号、連絡先は含まれておりません。
　※患者さまデータが登載されたファイルには、パスワードが設定されております。

３　患者さまに対する対応
　該当する患者さまに対して、お詫びと状況説明の文書を郵送し、個別にお知らせしております。

４　再発防止に向けた今後の取組み
　病院の保有する患者さまの個人情報の保護につきましては、かねてより職員に対し、厳正な取扱いの周知徹底を図っておりましたが、本件事故の発生を厳粛に受け止め、院内における患者さま情報の管理について見直し、 個人情報の適切な取扱いを再徹底して参ります。

２０２１年１０月２９日
公益財団法人日本生命済生会 日本生命病院
院長　立花　功

【本件に関するお問い合わせ先】

　　日本生命病院
　　総合企画部

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　　（受付時間　平日8:30～17:00）