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研修医(初期)

はじめに

医療人としての大きな一歩を

共に踏み出そう

公益財団法人日本生命済生会 日本生命病院 院長
立花 功

当院は、生命保険会社である日本生命が1924年に「済生利民(いのちや生活を救い人のお役に立つこと)」を基本理念として設立した財団法人日本生命済生会の付属病院として、1931年に大阪市西区新町に開院しました。戦後医師国家試験制度が開始され 1947 年インターン一期生を受け入れ、1950年には医療行政改革を進めていた GHQ から西日本のモデル病院に指定されました。1972年には大阪市内の病院としてはいち早く厚生省(当時)から臨床研修病院に指定されています。以来すぐれた人格とチームリーダーとしての資質を持った医師の育成に努めてきました。

開院時より「日生病院」の名称で地域の皆様に親しんで頂いておりましたが、2018 年に西区新町から同区江之子島に新築移転を完了、移転を機に「日本生命病院 (Nippon Life Hospital)」と改称致しました。新病院では診療科の新設、最新医療機器の導入、女性病棟の新設など、最新・最適な医療を提供する体制を整え、現在 29 診療科・9 診療センター、病床数 350 を擁する大阪西部地域の基幹病院となっています。

立花院長.jpg

卒後臨床研修は、新たに社会人となり同時に医師となる者にとって、その後の人生に大きく影響をおよぼす期間です。ぜひ充実した 2 年間を過ごして下さい。当院は病床数では大病院とは言えませんが、かえって診療科間の垣根が低く医師のコミュニケーションが円滑に行われており、若手医師は色々な科の先輩から指導を受けられます。プログラムは卒後臨床研修評価機構(JCEP)の基準に則り、かつやる気のある若い皆さんのニーズにできるだけ対応できるよう、自由度の高い内容にしています。

専門医によるセミナー(ニッセイ医学セミナー Update)やCPC、JMECC(内科学会内科救急ICLS講習)を開催するとともに、医療事故防止や院内感染対策、救急診療、医療保険制度などの技術と知識を習得するための講習も行っています。また、医局に研修医専用スペースと机を配置し、すべての医師に電子カルテ用のノートパソコンを配布するなど臨床研修の環境にも配慮しています。医師として新しい人生のスタートを切り、患者さんから信頼される医療人に成長してくれることを期待しています。