1. トップページ
  2. 採用情報
  3. 研修医(初期)
  4. 広域連携型研修プログラム

広域連携型研修プログラム

研修プログラムの概要

三重県厚生農業協同組合連合会 松阪中央総合病院との連携によるプログラム。
当院の研修に加えて 松阪中央総合病院にて、地域の医療現場の魅力・特性を活かした研修ができる。

・日本生命病院での研修期間のうち、
 2年目の前半6ヶ月(4月~9月)は松阪中央総合病院にて研修する。  
・日本生命病院と松阪中央総合病院の組み合わせにてローテーションする。
 2年間の研修期間に内科(6ヶ月)・救急分野(救急診療科2ヶ月、麻酔科1ヶ月)・外科(2ヶ月)・産婦人科(1ヶ月)・小児科(1ヶ月)・
 精神科(1ヶ月)・地域医療(1ヶ月)の必須科目(一般外来含む)を研修する。その他は自由選択期間(合計9カ月)として、全ての科を
 選択することが出来る。
 内 松阪中央総合病院では、内科、外科、救急科、及び一般外来での研修が可能。

(このローテーションは一例であり、個人の意向にあわせた柔軟な対応が可能です。)

1年目
4ヶ月 内科 (循環器、消化器、内分泌・代謝、呼吸器・免疫、血液化学療法、脳神経、腎臓内科)より選択
1ヶ月 麻酔科
1ヶ月 産婦人科
1ヶ月 小児科
5ヶ月 自由選択
2年目
6ヶ月
(4月~9月)
松阪中央総合病院にて研修
内科、外科、救急科より選択
1ヶ月 精神科
1ヶ月 地域
4ヶ月 自由選択
内科6ヶ月

日本生命病院

循環器内科、消化器内科、内分泌・代謝内科、呼吸器・免疫内科、血液・化学療法内科、脳神経内科、腎臓内科を4週間または8週間で選択し、ローテーションする。

松阪中央総合病院

(2年次)

循環器内科、消化器内科、血液内科、腎臓内科、脳神経内科から選択する。
救急医療3ヶ月

日本生命病院

初診外来・救急外来での2ヶ月間の研修に加え、麻酔科において1ヶ月間救急に必要な手技の修得をする。初期研修2年間を通して内科2次救急の副当直医として内科救急を研修する。

松阪中央総合病院

(2年次)

救急科にて研修。但し、麻酔科の研修は含まれないため、麻酔科の1ヶ月研修は日本生命病院にて行う。
外科2ヶ月

日本生命病院

消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科を中心に2ヶ月間研修し、外科系必須研修科目を満たす内容とする。
(希望する者は1ヶ月間、他の外科系科の選択も可能である)

松阪中央総合病院

(2年次)

外科にて2ヶ月研修する
産婦人科1ヶ月 当院産婦人科において周産期医療の現場を経験する。
小児科1ヶ月 当院小児科において小児・成育医療の現場を経験する。
精神科1ヶ月
(2年次)
精神・神経科専門病院において精神医療の現場を経験する。
地域医療1ヶ月
(2年次)
病院の近隣診療所において病診連携を含め地域の診療所の役割を理解すると共に、地域医療について研修する。
(希望者は「国境を越えた地域医療支援機構」(長崎大学病院 へき地病院再生支援・教育機構)での研修も可能である。)
自由選択9カ月 全ての科を選択できます。
1年目:最初の2週間オリエンテーション

必須科目と研修病院

1年次 

日本生命病院

2年次 

日本生命病院

2年次 

松阪中央総合病院

内科 6ヶ月
救急 救急2ヶ月
麻酔科1ヶ月
外科 2ヶ月
一般外来 4週(20日)

産婦人科

1ヶ月
小児科 1ヶ月
神経科・精神科 1ヶ月
地域医療 1ヶ月

【2026年】日本生命病院広域連携型研修プログラム

指導体制・研修の記録及び評価方法

・指導体制(指導方法を含む)
 各科において指導医を設定し、指導医のもとに定めた各科研修目標に従い研修する。
・研修の記録及び評価方法

研修の記録 厚生労働省の卒後臨床研修カリキュラムに従い、症候・疾病・病態ごとに作成された病歴要約をもって研修の記録とする。
研修の評価方法 到達目標はABCに分類する。(A:医師としての基本的価値観、B:資質・能力、C:基本的診療業務)
厚生労働省が定めた評価票を用い、研修診療科のローテーション終了時に指導医が評価する。経験が求められる症候・疾病・病態の
研修を行ったことの確認は、日常診療において作成される病歴要約に基づいて行う。
評価方法はEPOC、e-研修医手帳で行う。
医師以外の医療職種も指導者として評価に当たる。

研修プログラムの特色

厚生労働省の研修プログラムに関する基準を基に作成したものである。                                                                        
松阪中央総合病院との連携にて地域の医療現場を経験できる機会を提供する。                                                                        
各科の連携が緊密であるため、例えば内科研修中に興味のある症例の手術・検査などで外科部門の科や内視鏡部門などへ行くことなど
随時の他部署での臨時研修が可能である。
多くの分野にスペシャリスト(=指導医)がいて研修の指導を受けることができる。                                                                        
また、ある専門分野だけを重点的に研修したいという希望や、逆に万遍なく専門分野を研修したいという希望のいずれにも対応が
可能である。                                                            
救急医療は内科初診外来・救急外来での研修に加え、麻酔科において救急医療に必要な挿管、ルート確保などの手技を修得する。内科
当直では一次、二次救急に対応しており、上級医、指導医の指導により研修する。 
地域医療は近隣の診療所において病診連携への理解も含め、その役割を理解するために研修する。希望者は「国境を越えた地域医療
支援機構」(長崎大学病院 へき地病院再生支援・教育機構)での研修も可能である。 
精神・神経科研修は、精神・神経科専門病院において1ヶ月の研修を行う。                                                                        
後半12カ月の研修をはじめる前に各研修医のその後の希望の変更があるかなどのヒヤリングをおこない、個々の研修医の要望に
柔軟に対応できる機会を設けている。
2年間の卒後研修修了後は、①さらに一般臨床研修を続ける、②専門医への道に進む、③大学院などで研究を行うなどさまざまな
選択肢がある。3年目以降の後期研修も行っており、希望に応じて、その後の研修の手助けが出来る体制をとっている。                            

研修修了時 評価

EPOCを使用し、研修推進委員会が目標到達状況を適宜把握して、研修医が終了時までに到達目標を達成できるように調整すると
ともに研修管理委員会に目標達成状況を報告する。
院長は、研修管理委員会の決定を受けて、研修修了証明証を交付する。

連携病院の概要

病院名 三重県厚生農業協同組合連合会 松阪中央総合病院
所在地 〒515-8566 松阪市川井町字小望102    TEL 0598-21-5252                                                                JR・近鉄松阪駅より 三交バス・タクシーで約10分                                                            
    国道42号線 松阪駅より西へ約10分                                                            
    伊勢自動車道 松阪ICより東へ約5分                                                            
ホームページ http://www.miekosei.or.jp/1_mch/
病床 一般440床
診療科 内科、循環器内科、血液内科、呼吸器内科、消化器内科、脳神経内科、精神神経科、外科、整形外科、脳神経外科、胸部外科(心臓血管外科・呼吸器外科)、産婦人科、小児科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、皮膚科、放射線科、放射線治療科、麻酔科、リハビリテーション科、病理診断科、救急科、歯科口腔外科
特色 ・地域医療支援病院、へき地拠点病院の認定を受けた総合病院であり、プライマリケアを重視している。
・地域がん診療連携拠点病院として、がん診療に力を入れており、専門特化した高度な診療を行っている。
・救命救急センターとして、ドクターカーの運用を取り入れており、救命処置の貴重な経験が積める。
・研修環境も整っており、上級医とは別室の医局には休憩スペースを設け、女性医師専用室もある。
 又、県下最大級規模の図書館がある。

年次報告