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医療機器の充実

当院では、320列CTを2台設置、3.0テスラ MRIや高性能の放射線治療システム(True Beam)手術支援ロボット(da Vinci)PET/CTなど、高度な医療機器や設備を充実させております。

1.5テスラMRI、3.0テスラMRI

シーメンス社製
3.0テスラMRI「MAGNETOM Skyra」

2024年に3.0テスラMRIのバージョンアップに加え、1.5テスラMRIを更新し、悪性腫瘍や血管の微細な病変の早期発見・早期治療体制を強化しております。画質向上、時間短縮が可能となりました。3.0テスラMRIは、磁場強度が1.5テスラに比べ2倍になることで、高画質で薄いスライス厚の画像提供を実現できます。血管を可視化するMRアンギオにおいては、より末梢の細い血管まで描出が可能です。

疾患・部位により2台のMRIを使い分けることで、検査予約待ちの少ない対応体制の一層の充実を図ります。

320列検出器を搭載したCT・64列2管球を搭載したCT

キャノンメディカルシステムズ社製
エリアディテクタCT「Aquilion ONE」

320列検出器を搭載したCT・64列2管球を搭載したCTの2台体制で行っております。320列CTでは、心臓や頭部を1回転での高速撮影が可能であり、迅速かつ低被ばくな検査体制を整備しました。
管球速度が上がり、検出器の感度が向上するため、更なる低被ばくで画質向上が期待できます。

16cmの幅を1回転で撮影可能
シーメンスヘルスケア社製
「SOMATOM Pro.Pulse」(2025年5月導入)







64列2管球CTにおいても高速撮影により、心臓CT等の動きのある部位に強く、320列検出器CTと合わせて2台体制とすることで、幅広いニーズに対応できます。

手術支援ロボット『ダビンチ』








インテュイティブサージカル社製
手術支援ロボット『da Vinci Xiサージカルシステム』

機能温存、術中出血量や合併症の低減、術後の疼痛軽減等、低侵襲で安心・安全な手術を行います。

<ダビンチを用いた手術が可能な診療科>(2025年10月現在)             
 ⇒泌尿器科へ
 ⇒産婦人科へ
 ⇒消化器外科へ  

心臓専用アンギオグラフィ装置

フィリップス社製
バイプレーンアンギオグラフィ「Allura Clarity FD10/10」

心臓カテーテルに特化した小口径フラットパネルを登載したバイプレーンアンギオ装置を設置しております。

心臓専用アンギオグラフィ装置は、2本のアーム先端のフラットパネルが対角10インチと心臓に適した小さいサイズのため、より患者さんに近接した高画質透視が可能となり、周囲組織の被ばくも低減されます。
また、2本のアームで正面・側面から同時に撮影することで造影剤注入が1度で済み、造影剤量が低減し、検査時間も短縮します。

患者に接近した2方向透視が可能
フィリップス社製
シングルプレーンアンギオグラフィ「AlluraClarity FD20」

また、腹部など多目的に使用するシングルプレーンアンギオ装置も、従来と比べて被ばく量の低減が期待できる新鋭の装置に更新しました。

心臓・腹部各々に特化した装置2台体制となっており、緊急検査・治療にもより一層迅速に対応できます。

高精度放射線治療装置(リニアック)

バリアン社製
放射線治療装置(リニアック)「True Beam」

患者さんの治療部位に合わせ、より正確で最適な照射が可能な最先端の放射線治療装置を導入しており、高精度照射等の低侵襲で効果的な放射線治療に取組みます。

高精度放射線治療装置『True Beam』は、患者さんの治療部位に合わせ、装置が回転しながら照射範囲や強度を自動調整し、短時間で照射を行います。X線エネルギーは4MV、6MV、10MVの3本を出力することができ、高線量率モード(FFF)を使用することにより短時間で治療することが可能で患者さんのスループットが向上できます。治療時間が大幅短縮されるだけでなく、正常組織への照射を最小限に抑えることで、患者さんの負担も軽減されます。

キャノンメディカルシステムズ社製
大口径マルチスライスCT「Aquilion LB」

高精度放射線治療装置に合わせて、治療計画専用CTも設置しております。

治療計画CTでは、治療時と同じ体位をとり、治療時の放射線の照射範囲や強度を決定するためのCT撮影を行います。高精度照射には高精度な治療計画が不可欠となるため、専用CTは寝台等に治療計画に適したカスタマイズが施されています。
また当CTは、患者さんが通過する筒状部分(ガントリ)が世界最大の直径900mm(※)あり、固定具を使用した治療計画でも、ゆとりをもって撮影体位をとることが可能です。(※:発売時点)

治療計画でのCT撮影は部位や症例により長時間かけて撮影を行うため、他の検査で使用しない専用CTを使用することでより精度が向上し、高精度治療が可能です。

トモシンセシス機能を有するマンモグラフィー検査機器

富士フイルムメディカル社製
「Amulet Innovality」

トモシンセシス機能とは、X線を放出する管球を移動しながら連続的に低線量で撮影し、複数の位置から撮影した画像から乳房内部の構造を観察可能にする技術です。
見たい構造に焦点を合わせた断層画像撮影が可能で、乳腺構造の重なりにより発見が難しかった病変の観察が容易になります。

また、新画像解析技術を搭載しており、微量の放射線で撮影したプレショット画像から乳房内の乳腺位置を自動解析し、各人の乳房に合わせた適切な線質・線量での撮影が可能です。

トモシンセシス機能

『全身照射型紫外線治療器』、高輝度光線『ターゲット型紫外線治療器』

PhotoMedex社製
ターゲット型紫外線治療器『VTRAC 』(左)
Waldmann社製
全身照射型紫外線治療器『UV7002』(右)

治療効果の高いナローバンドUVB照射が1度で全身にできる『全身照射型紫外線治療器』を皮膚科外来に設置。全身に皮膚病変のある症状の重い方にも対応可能です。

また、従来の光線では治療効果の乏しかった皮膚病変に対しても有効性が期待される高輝度光線エキシマライトを病変部のみに照射できる『ターゲット型紫外線治療器』も設置しております。

PET/CT装置『Discovery IQ』

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GEヘルスケア・ジャパン社製
「Discovery IQ」

PET/CT装置は、PET装置とX線CT装置が一体化した、先進的医療機器です。PET画像のみでは判定が難しい異常の位置と範囲が、CT画像と重ね合わせることで明瞭化し、診断機能が大きく向上します。
また、一度の撮影で全身のスクリーニングができるため、 がんの病期(広がりの程度)診断だけでなく転移・再発の診断にも有用です。

日本生命病院では、平成30年5月からPET/CT検査を開始しました。また、ニッセイ予防医学センターにてがんPET/CT検診」(保険適用外) も承っています。

アルツハイマー型認知症の原因物質と考えられるアミロイドβプラークの有無を画像化できるアミロイドPETも積極的に行っています。