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血液浄化センター

概要

血液浄化療法とは

血液浄化療法とは、体外循環を用いて体液の是正や原因物資の除去を行う治療です。

当院での治療内容

当院では、血液透析・血液ろ過・血液ろ過透析(持続的療法を含む)・腹膜透析・血漿交換・血漿吸着・血球除去など、多彩な療法に対応しています。

No Refusal Policy

旧病院では透析ベッド数が3と少なくお断りするケースもありました。
新病院では透析ベッドが増えましたので、紹介にはNo Refusal Policyをもってお断りすることのないよう対応いたします。

CKD計算ツール(外部リンク)

CKDとは「Chronic Kidney Disease (慢性腎臓病)」の略で、慢性に経過するすべての腎臓病を指します。ここでは、血液透析(HD)管理の指標、腹膜透析(PD)効率の指標、eGFRなどCKDに関する計算ができます。

適正HD指標の計算 Kt/V、nPCRなど
Kt/V, nPCRなど血液透析(HD)管理の指標を計算します。
在宅HD指標の計算 std Kt/V、HDP
在宅透析(HHD)など長時間や頻回透析の管理の指標を計算します。
PD効率の計算 weekly Kt/V、weekly Ccr
腹膜透析(PD)効率の指標を一日の総排液量と尿量、その内容から計算します。
推算糸球体濾過量(eGFR)計算、CKD重症度分類、Cockcroft-Gault式のCcr
年齢、性別、血清クレアチニン(Cr)値、シスタチンC値からeGFRを計算、尿タンパク量(糖尿病のかたは尿アルブミン量)と併せてCKDを分類します。
24時間蓄尿による尿蛋白定量、Ccr、蛋白摂取量、塩分摂取量計算
24時間蓄尿の結果から尿中の蛋白排泄量、クレアチニンクリアランス(Ccr)、蛋白摂取量、塩分摂取量などを計算します。

特色・トピックス

血液透析用のベッドが増えました

旧病院では3ベッドで透析患者さんの受け入れが困難な状態が続いていました。
新病院では20ベッドまで 増床しますので、治療が必要な患者さんに長くお待ちいただくことなく入院していただけます。

透析装置の統一と管理システムの導入

装置を統一することにより操作ミスを防ぐとともに、管理システムの導入により患者誤認・誤投薬などヒューマンエラーによるリスクの減少に努めています。

他職種による共同運営

当センターは、腎臓内科医師、泌尿器科医師、看護師、臨床工学技士で運営してきましたが、新病院では血管外科医師もセンター運営に加わります。将来的にはシャントトラブルへの迅速な対応を目指しています。

高度治療室(HCU)との連携

HCUと同フロアにあるため、高度治療が必要な透析患者さんへの対応が可能です。