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第9回日本生命病院地域連携看護セミナーを開催いたしました!「がん患者と家族への緩和ケア(がん性疼痛・がん悪液質)~最期まで笑顔ですごせるように~」

医療関係

〈開催日〉 12月10日(金曜日)17時30分~18時30分
今回は、がん性疼痛看護認定看護師小山が行い、がん患者さんが症状を抱えながらも希望するところで過ごせるための症状アセスメント、マネジメントについて実際の症例をまじえながら話をしました。
初めて集合+オンラインのハイブリッド形式で行い、試行錯誤での開催でご迷惑をかけた部分も多くありましたが、院内外60名近くの方に参加していただきました。本当にありがとうございました。

参加者からの声
  • 痛みなどの状況を評価していくために、どんな声かけをして患者さんの思いや状態を引き出せるのか具体的な症例をふまえてわかりやすかった。
  • 緩和ケアや看取りケアに役立つ内容でした
質疑応答
:患者の疼痛アセスメントにおいて患者が痛みを表現できるように援助すること、コミュニケーションスキルが大切であるといっていたが、実際にはどのようなことを大切にしているか?
:痛みは主観的なものであり、痛みの様子は痛みを感じている本人しかわからないものである。患者が痛みを上手に伝えられるようどんな痛みかを痛みの表現(たとえば骨転移ならばずきっと動くときに痛いのか?などこちらから痛みの表現の例を出す)がしやすいようにしている。また痛みで何に困っているのか、日常生活に支障がでているのかということを伺うようにしている。
:認定看護師の同行訪問は、どのような形で行っているか?どんな患者さんに行っているのか?
:基本的には、訪問看護師、もしくは患者、家族からの希望があり認定看護師の訪問に同意が得られた場合。当院は現在、皮膚排泄ケア認定看護師、がん化学療法看護認定看護師、緩和ケア認定看護師、がん性疼痛看護認定看護師が対応をしている。現在は当院で入院や外来中から訪問看護を利用して症状コントロールを継続して行っていく患者、家族に対して当院の訪問看護ステーションに限らず行っている。
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次回開催 2022年3月11日(金曜日)17時30分~18時30分
皮膚排泄ケア認定看護師 田中が行いますので、ぜひご参加いただきますようよろしくお願いいたします。

がん性疼痛看護認定看護師  小山佐知子