第21回日本生命病院地域連携看護セミナーを開催いたしました!「オピオイド誘発性便秘症に対するケア」
第21回日本生命病院地域連携看護セミナーの開催ご報告
2025年3月21日(金曜日)17時15分~18時15分に開催いたしました。
今回は、テーマ「オピオイド誘発性便秘症に対するケア」を日本生命病院 がん性疼痛看護認定看護師小山より、オピオイド誘発性便秘症(OIC)の看護について、またテーマ「訪問看護における排便ケア」をよどきり訪問看護ステーション 緩和ケア認定看護師氏平さんより、訪問看護での排便ケアの実際やポータブルエコーを活用した排便のアセスメントについて、それぞれ事例を提示しながらお話させていただきました。
ハイブリッド形式で開催し、院内外65名の方に参加していただきました。本当にありがとうございました。
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現場の実情に合わせた話でよかったです。(居宅介護支援事業所 理学療法士)
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排便コントロールの大切さを再度認識することができました。ポケットエコーで便がどこにあるのかわかるのかはすごく便利だと思いました。 (病院 看護師)
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・患者さんにとって心地良い排便コントロールという部分に共感と考えさせられました。疼痛で辛い状況に加え排便困難の苦痛もあると本当に不安やいらだちが出てくると感じます。少しでも苦痛が軽減できるように看護の関わりをしようと感じました。 (訪問看護ステーション 看護師)
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OICについて理解が深まりました。在宅での排便コントロールは病状だけでなく、本人の羞恥心や家族の思いも受け止めて考えなければならないと改めて気付きました。(病院 看護師)
- ポケットエコーを導入できているのはすごいと思いました。コスト面を考えるとなかなか難しいが、今後は増えていくのかなとも思いました。(訪問看護ステーション 看護師)
- 参加者からの声
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2025年度 セミナー開催予定
回 | 日程 | テーマ | 講師 |
22 |
2025年6月20日 (金曜日) |
「いつ内服?どうやって注射?糖尿病患者の 安全で効率的な薬物用法を支えるポイント」 |
糖尿病認定看護師 角南 ちえ子 |
23 |
2025年9月19日 (金曜日) |
「腹壁から考える排泄の漏れを防ぐための 装具選択」 |
皮膚・排泄ケア認定看護師 田中 敬子 |
24 |
2025年12月19日 (金曜日) |
「住み慣れた場で自分らしく過ごすことを 支える看護」 |
老人看護専門看護師 小谷口 早苗 |
25 |
2026年3月27日 (金曜日) |
「バイタルサインで見極める! 今すぐ救急受診?それとも明日の診察?」 |
クリティカルケア認定看護師 木村 祐貴 |
みなさま参加しやすい方法でぜひご参加下さい。
文責 がん性疼痛看護認定看護師 小山 佐知子