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院長挨拶

済生利民 ~新しいはじまりに向けて~

日本生命病院のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。

青い空に白い雲がたなびき若葉の緑が眼にあざやかに映える季節となりました。母に手を引かれ入学式や入園式に向かう子どもたちや真新しいスーツを身につけた新入社員の姿を見かけると、何かしら明るい気分になります。ときおり耳にする鳥のさえずりや葉を揺らぐ風の音は「新しいはじまり」への応援歌のようにも聞こえます。

当院でも41日に85名の新入職員を迎え、新年度がスタートしました。これまでのスタッフを含め全職員が一丸となって、医療人としていっそうの努力を積み重ねていきます。

早いもので、昨年430日に元大阪府庁跡地である大阪市西区江之子島に新築移転・開院して1年近くが過ぎました。皆さまのご支援のおかげにより、新病院開院後も順調なスタートを切ることができました。

新病院の開設にあたりましては、数年前より腎臓内科呼吸器外科心臓血管外科脳神経外科形成再建外科放射線治療科リハビリテーション科救急診療センター女性骨盤底センター血液浄化センター脳機能センター乾癬センターを新設し、手術室、救急診療室、集中治療室、透析用ベッドを増室・拡張しました。また、被ばく量の少ない320CT2設置したほか、3テスラMRIPET/CT、手術支援ロボット「ダヴィンチ」、高精度放射線治療装置「TrueBeam」、心臓専用血管造影装置などを新しく導入しています。医療スタッフも増加した結果、これまでの診療機能に加えて、がん診療、心血管疾患診療、地域医療、救急医療、女性医療、高齢社会を支える診療機能(認知症やロコモティブシンドロームなど)、健康長寿社会の実現を目的とした高度予防医療(先制医療)などの診療機能をいっそう充実するよう努めています。

さらに新病院では、医療を通じて皆さまの健康にお役立ていただけるよう、「市民健康セミナー」や「よくわかる健康講座」などを通じ、「医療・健康情報の発信」にも力を入れています。新病院のコンセプトのひとつでもある「アートと医療の融合」の観点からは、イングリッシュガーデン、当院の管理栄養士とコラボレーションした健康食(バランス食)を提供するレストラン、カフェ・ベーカリー、ボランティアスタッフによる水墨画教室、ボタニカルアート教室、絵だより教室、ビーズ・アクセサリー教室、職員による手づくりコンサートなど、医療にアートの要素を取り入れたホスピタルアートも提供していますので、どなたでもお気軽にご利用ください。

1924年(大正13年)に日本生命済生会が設立された目的は、日本生命の社是である『共存共栄』『相互扶助』の精神を実践するために医療と福祉を通じて社会貢献を果たすことであり、日本生命済生会は『済生利民(人の生活といのちを救い、人のお役に立つこと)』を基本理念としています。1931年(昭和6年)に大阪市西区新町に日生病院を開院した後も、患者さんお一人おひとりの生活と心を重視した医療と福祉活動を継続してきました。2012年(平成24年)に大阪府より公益法人として認定され、2018年(平成30年)には『地域医療支援病院』として承認されたのも、このような基本理念に基づいた活動を実践してきたからにほかなりません。

わたしたちは、設立後90年以上を経た今もなお、『心ふれあう、あったかサポート』を合言葉に、多くの人々から愛され信頼される病院であるよう努力していきます。皆さまにはこれからも当院に対しましてご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2019年4月
公益財団法人日本生命済生会日本生命病院
院⾧ 笠山宗正

院長 笠山宗正(かさやまそうじ)プロフィール

1980年大阪大学医学部卒業。1987年アメリカ合衆国国立衛生研究所(NIH)に留学。1989年より大阪大学医学部第三内科、同分子病態内科学講座准教授、大阪大学医学部附属病院内分泌・代謝内科病院教授を歴任。2007年日生病院副院長兼総合内科部長を経て2013年より日生病院院長。大阪大学医学部附属病院臨床教授。専門は内科(特に内分泌疾患・糖尿病)。