循環器内科
概要
● 当科の医師の育成方針としては「循環器内科医である前に内科医であれ」と考えております。
しっかりした内科臨床の実力の上に循環器専門のトレーニングの実力を構築していくことを目指します。
● 現在、スタッフが常勤医5名、うち循環器内科専門医3名の構成です。
循環器内科は緊急疾患も多く、多忙な環境にはありますが、その分、若い先生方の実力の発揮できる部分も多く、
積極的で熱意のある方の応募を希望しております。
特色
● 循環器専門医指定施設を取得、スタッフ構成は10年目以下の医師が3名、公私に渡り、懇切丁寧に指導、内科専門医、循環器内
科専門医の取得を目指します。
● CVIT専門医・認定教育施設を取得。年間150例程度のPCIを実施しており。CVIT専門医指導の下、日本心血管インターベンション
治療学会『認定医』に必要な症例を経験できます
● PCIについてガイドライン改定(2018)にて安定冠動脈疾患の血行再建について血行再建にあたり解剖学的な虚血だけでなく、
『機能的虚血の有無』の確認が求められております。当院では運動負荷心電図に加えSPECTなど核医学検査も院内で可能であり、
非侵襲的に虚血の評価を実施、その適応・治療にあたっては診療科全体でカンファレンスやカテ前検討にてコンセンサスを得、
循環器内科全体として診療、加療に当たります。
● 非侵襲的な治療にも積極的に取り組んでおり、心不全・虚血性心疾患患者、末梢動脈疾患(当院心臓血管外科と協力)について
リハビリ科の協力を得て心臓リハビリテーション(CPXによる運動機能評価、運動処方作成)を実施、また管理栄養士による集
団栄養指導など多職種によるチーム医療を実施しています
研修カリキュラム
● 循環器専門医取得に必要な疾患や検査についてはほぼ院内にて担当医として経験、指導医の下で経験することは可能です。
(カテーテルアブレーションについても関連施設や他施設医師の協力の下、経験することは可能)
● 当院の特徴として診療科が充実、救急診療も積極的に対応しており、循環器専門医取得に不可欠な疾患についても多く経験可能
です。
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
|
午前 |
カンファレンス 病棟 |
カンファレンス CAG 心筋シンチ |
心臓血管外科・放射線科合同カンファレンス |
カンファレンス CAG 心筋シンチ |
カンファレンス |
午後 |
トレッドミル |
CAG |
総回診 勉強会 |
病棟 |
施設認定
● 日本循環器学会
● 日本心血管インターベンション治療学会
● 日本高血圧学会
診療科部長からのメッセージ
スタッフ5人で診療を行っています。
これまで長らく大阪医科大大学循環器内科(旧第一内科循環器内科グループ)より医師派遣を受けて診療を行ってまいりました。
岡部、中川・和田は大阪医科大学循環器内科の出身ですが、若手の吉川・友渕は大学と直接の関連はなく、当院勤務、診療に当たっております。
当科については大学医局入局の義務はございません(学位取得や基礎研究などの進路希望があれば随意相談承ります)
都市部での病院でさまざまな臨床経験を積め、大学に所属されない形でがんばりたい(内科領域も)と考えておられる先生方に最適かと考えます。
一緒にがんばりましょう!
スタッフ
● 診療科部長 岡部(循環器専門医・総合内科専門医)
● カテーテル治療担当部長 中川(循環器専門医・CVIT専門医・高血圧学会指導医)
● 医長 和田・吉川
● 副医長 友渕