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総合内科(リウマチ・膠原病および類縁疾患・アレルギー)

概要

● 多くの自己免疫疾患は未だ原因は完全には明らかにされていませんが、ここ数十年の免疫学の進歩によりその病態は明らかとなり、ステロイド・免疫抑制剤・生物学的製剤の適切な治療により患者さんの生活の質は明らかに向上しています。

● 我々が診療している免疫疾患は、一つの臓器ではなく、血液・心臓・血管・肺・腎臓・肝臓・皮膚・関節・筋肉・神経と全身を対象としていています。広い視野で『全身をしっかり診る』ことを念頭に、内科医としての基本的診療能力を身につける事を重視しています。

● また循環器・消化器・呼吸器・血液・腎臓・脳神経といった他の専門内科だけでなく、外科・整形外科・泌尿器科・耳鼻科・眼科・泌尿器科・皮膚科形成外科・精神科とすべての診療科と共に診療にあたり、知識や技術の取得に努めます。その点からも当院のようにすべての診療科が揃い、一つの医局としてチームワークのよい医療ができることは、本当に恵まれた理想的な環境だと思います。

● 習得可能な専門医は、総合内科専門医のほか、日本リウマチ学会専門医・日本アレルギー学会専門医の修得ができます(日本リウマチ学会新リウマチ専門研修準認定教育施設になりました)

● 院内ICT活動を通じて、インフェクション・コントロール・ドクター(ICD)も修得できます。

特色

● 大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科学教室の関連病院であり、大阪大学ならびに他の大学関連病院と強い絆で連携して診療を行っています。これまでの研修医の多くは研修終了後も関連の専門病院(センター)や大学院進学も含めた研究に進まれています。

● 当院は大阪市中心部の交通の便利な地に位置するため、患者さんは大阪府下だけでなく近隣府県からも通院されており、非常に豊富な症例に恵まれています。

施設認定

● 日本アレルギー学会専門医準教育施設
● 日本リウマチ学会教育施設(新リウマチ専門研修準認定教育施設)

診療内容

【主な対象疾患】
 膠原病および類縁疾患
  多発関節炎     : 関節リウマチ、リウマチ性多発根痛症、RS3PE症候群、
              脊椎関節炎
  膠原病       : 全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、多発性筋炎/皮膚筋炎
              混合性結合織病、シェーグレン症候群
  血管炎       : 大~小血管の 各種血管炎症候群
  慢性炎症症候群   : ベーチェット病、成人スチル病、家族性地中海熱
  アレルギー免疫不全症: 気管支喘息、好酸球増多症、IgG4関連疾患

【主な治療】
近年、免疫学のめざましい進歩により、毎年新しい治療薬が登場しています。そのため、診療ガイドラインがそれに追いついているとは限らない状況です。当科では、治療結果をより向上させるため、国内外の診療ガイドラインに準拠しながら、新しい治療を積極的に取り入れることに努めています。膠原病・関節リウマチについては、現在保険収載されているすべての治療薬(生物学的製剤含めて)が入院でも外来でも使用可能です。

【主な疾病の入院患者数(電子カルテ入院病名からの算出)】
 関節リウマチ         400名
 全身性エリテマトーデス      68名
 シェーグレン症候群      100名
 強皮症              60名
 など

スタッフ

● 小瀬戸 昌博
  【所属学会・資格等】
  日本内科学会(総合内科専門医・指導医・近畿支部評議員)
  日本リウマチ学会(専門医・指導医)
  日本アレルギー学会(専門医・指導医)
  日本感染症学会(認定ICD) 
  日本医師会認定産業医
  日本医師会認定健康スポーツ医
  厚労省死体解剖資格認定
  医学博士

● 小中 八郎
 【所属学会・資格等】
  日本内科学会(内科認定医)
  日本リウマチ学会(専門医・指導医)
  日本アレルギー学会

● 廣海 汐理
 【所属学会・資格等】
  日本内科学会(内科認定医)
  日本リウマチ学会
  日本アレルギー学会