内分泌・代謝内科
初診患者さんで紹介状をお持ちでない内科受診希望の方や、診療科を明確に出来ない症状をお持ちの方につきましては、原則「内科初診外来」での診察となります。
2020年4月1日より、初診は午前診察(受付8:30~11:30)のみとなります。(但し、紹介状持参の方は午後診察が可能な診療科もございます。詳しくはお問い合わせください。)
概要
「内分泌・代謝内科」は、糖尿病については多職種によるチーム医療により初回診断時から複数の合併症を発症された患者さんまで全てのステージに対応いたします。
1-2週間の教育入院のみならず、週末を利用した「ウィークエンド糖尿病・メタボ精査入院」も行っています。また、ご高齢の患者さんの薬物療法や支援の見直しも担当いたします。
療養指導については、糖尿病・内分泌センターと連携し、テーラーメードのきめ細かな対応を実施します。 また、肥満・脂質異常症・高尿酸血症など代謝異常についても、適切な診断と生活指導・薬物療法を行います。
内分泌疾患については、下垂体・甲状腺・副甲状腺・副腎・性腺疾患や低血糖・電解質異常などについて、専門的に精査・治療を行います。
特色・トピックス
主な対象疾患
- 糖尿病
(1型糖尿病、2型糖尿病、ステロイド治療に伴う糖尿病など) - 糖尿病合併症
(動脈硬化症、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害) - 脂質異常症
- 高尿酸血症
- 下垂体機能低下症(成人成長ホルモン分泌不全症を含む)
- 先端巨大症
- プロラクチノーマ
- クッシング病
- グレーブス(バセドウ)病
- 橋本病(慢性甲状腺炎)
- 亜急性甲状腺炎
- 副腎腫瘍
- クッシング症候群
- 原発性アルドステロン症
- 褐色細胞腫
- 先天性副腎過形成
- 原発性副甲状腺機能亢進症
- 骨粗鬆症(原発性骨粗鬆症、続発性骨粗鬆症)
- 漢方医療
主な検査と治療
- 糖尿病認定看護師・糖尿病療養指導士を含む糖尿病専門チームによる患者指導および糖尿病合併症の診断と治療
- ウィークエンド糖尿病・メタボ精査入院
- 外来インスリン導入・GLP-1受容体作動薬導入
- CSⅡ(持続皮下インスリン投与療法)導入
- 持続血糖測定(CGM、フリースタイルリブレ、フリースタイルリブレプ口)
- 下垂体・甲状腺・副腎疾患、力ルシウム代謝異常、骨粗鬆症に対する専門的診療
- 成長ホルモン分泌不全症に対する成長ホルモン補充療法
入院患者の主な疾病
2型糖尿病 | 148件 |
---|---|
肺炎、病原体不詳 |
41件 |
尿路系のその他の障害 |
22件 |
その他の体液、電解質および酸塩基平衡障害 |
15件 |
1型糖尿病 |
15件 |
その他の副腎障害 |
14件 |
下垂体疾患(下垂体機能低下症、クッシング病、先端巨大症など) |
13件 |
急性腎盂腎炎 | 5件 |
その他の膵内分泌障害 | 5件 |