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脳神経外科

概要

脳疾患に対応
当科は、2018年から新設されましたので、まだ急性期脳疾患すべてには対応できませんが、慢性硬膜下血腫、水頭症、脳腫瘍、脳出血などから治療を開始しています。
力テーテルを用いた血管内治療も大阪大学および関連施設の応援を得て、セットアップ開始しました。
頸椎から腰椎までの脊椎脊髄疾患に対応
整形外科と協同して検査や治療を開始したいと考えています。

特色・トピックス

脳神経外科は、中枢神経から末梢神経までの神経組織およびそれに付随する組織に関与する外科です。2018年度より当院に新しく開設されました。関係各課と共同して日本生命病院でのシームレスな診断および治療を行っていきたいと考えています。
また正常圧水頭症や慢性硬膜下血種などの治療可能な認知症の外科的治療にも力をいれています。

主な疾患対象

脳疾患一般
脳腫瘍、脳出血などの脳血管障害、急性硬膜下血腫や慢性硬膜下血腫などの脳外傷、水頭症
頸動脈疾患
内頸動脈狭窄症
脊椎脊髄疾患
脊髄腫瘍、脊椎腫瘍、頸椎変性疾患、腰椎変性疾患、腰椎椎間板ヘルニア

主な検査と治療

大阪大学脳神経外科およびその関連施設との綿密な連携により、脳腫瘍、水頭症、慢性硬膜下血腫、脳出血などの開頭、穿頭手術や内頸動脈狭窄症や未破裂脳動脈瘤などに対する血管内手術を施行します。また、脊椎脊髄疾患は当院整形外科と部分的に協同して行います。腰椎神経根ブロックや仙腸関節ブロック以外に、腰椎椎間板ヘルニアに対して、注射用コンドリアーゼ(商品名ヘルニコア)を透視下に椎間板に注入して治療することも行っています。

手術実績

2019年1月~12月(12ヵ月間)
水頭症手術(シャント手術) 19件
慢性硬膜下血種穿孔洗浄術 6件
髄液シャント抜去術 2件
創傷処理(筋肉、臓器に達するもの(長径5センチメートル未満)) 1件
皮膚切開術(長径10センチメートル以上20センチメートル未満) 1件
ヘルコニア腰椎椎間板注入術 1件
脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む)(椎弓切除) 1件
頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの) 1件
脊髄主要摘出術(髄外のもの) 1件